私の起業ストーリー

私の起業ストーリー

「1枚のスリングで、母乳育児の悩みが喜びに変わるまで」

 

子育てはこんなにも孤独。 悩みのトンネルにいた。

私は2002年に第一子を出産しました。初めての妊娠・出産は戸惑いの連続でした。

一番困ったのは、帝王切開で出産した長男がどうしてもおっぱいを飲んでくれないことでした。

乳頭混乱で直接母乳を吸えず、抱っこひもを使おうとしても上手く使えません。

黄昏泣きでご近所迷惑なのではと心配になり、長男を抱っこしながらお店を徘徊して気を紛らわせたことも、1度や2度ではありませんでした。

心身ともに疲れがたまり、私は途方に暮れました。

「こんなはずじゃなかったのに・・・・・・」

主人の仕事の関係で地元を離れ、東京に住んでいたため、周りに頼れる人もいません。

「赤ちゃんは愛おしい。なのに、どうしてこんなに辛い思いをしなくてはならないんだろう・・・・・・」

1日も休みのない「母」の役割。母になった喜びと裏腹に、長男を心地良いようにしてやれないことへ責任を感じ、自分を責め、出口のないトンネルにいるようでした。

もちろん赤ちゃんはとっても愛おしく、かわいい寝顔も楽しみなのです。でも、辛さがそれを上回り、楽しむ余裕はありません。

出産前に当たり前にできていたことが、今はできない。洗濯物干しや、掃除など、ちょっとしたことも産後の母にはできなくなっていました。

 

先輩ママからの声「赤ちゃんがよく眠る袋があるよ」

 

そんな時、夫の先輩の奥様からの紹介で「赤ちゃんがよく眠る袋があるよ」とおすすめしてもらったのが、ベビースリングでした。

 

 

ベビー用スリングとは
ベビー用スリングとは?ベビー用スリングを知る・学ぶ

 

「ものは試し」と、すぐにスリングを購入。

届いて開けてみると、ただの布一枚にリングが2本ついているだけ・・・・・・。

どうやって使えばよいのか、全く見当がつきませんでした。

使っている人に聞いても、ただしい使い方を説明できないようでした。そこで私は、スリングの使い方講習もしていた販売元のお店に、出張講習会をしてもらうことにしたのです。

 

本にもネットにも載っていないことを先輩ママが教えてくれた

 

講習で、実際に母親としてスリングを使いこなしながら、初心者ママに使い方をアドバイスする活動をしている講師の方に手を添えてもらいながら使い方を習うと、これまでの疑問がすべて解決されました。

先輩ママ達に子育ての悩みを話すと、

「私も同じだったよ」

「こうしたら楽になるよ」

本にもネットにも載っていない実体験を教えてくれました。自分だけが悩んでいるのではないと知り、救われました。

 

スリングのおかげで「どこでも授乳室」状態!

 

私が何よりも嬉しかったのは、赤ちゃんを抱っこするため占有されていた両手を自由に使えることでした。たったそれだけで、心も身体も解放されたのです。

以前は電車で泣き叫ぶ長男をどうすることもできず、他の乗客の方に注意を受けてしまったこともありました。私も長男もスリングに慣れてくると、生活がガラッと変わりました。

「スリング授乳」がスムーズにできるようになり、授乳服を合わせて使うことで「どこでも授乳室」状態になったのです。

母乳育児中のお母さんの「不便さ」は、スリング+授乳服でほとんど解消できるのではないか。この時、確信しました。

スリングを使って解決できたことはたくさんあります。

 

・抱っこがしやすい

・あれだけ悩んでいた授乳がラクにできるようになった

・子どもが泣き叫び続けることなく寝てくれる

・赤ちゃんの寝かしつけの後、起こさずにベッドに寝かせられる

・起きた後は、スムーズに抱き上げられる

 

「移動反射」で赤ちゃんはよく眠るようになるし、持ち運びに便利なおかげで、荷物も最小限ですむようになりました。

赤ちゃんを「スリング抱き」しているときは、両手を離してもいつでも赤ちゃんがすぐそばにいるため、肌感覚で赤ちゃんの様子がわかるようになり、我が子がもっと愛おしくなりました。

あの時の感動が今でもよみがえります。

 

札幌で「後輩ママパパ」にスリングの使い方を伝える伝道師として活動開始

 

その後、東京都でスリング講習をする団体「ほっぺにチュ!」の方にお声がけいただき、一緒に活動するようになりました。ほどなくして夫の札幌への転勤が決まり、ご縁のあった東京の仲間や先輩の後押しを受け、札幌で「かつての自分と同じように悩むママパパ」に向けたスリング講習を開催することを決意しました。

2004年、札幌を拠点に活動を開始。

母乳育児支援団体とベビースリングサークルを立ち上げ、スタッフとして講習を担当。

2007年には、妊娠中や子育て期の女性のための活動をより幅広く行うために「健康・子育て・生涯学習サークルW-project」を設立。

その間に次男、長女、次女を出産し、4人の子どもの母親として活動を続けました。

2014年に、現在取り扱っている「ベビースリングブランドHappy!hughug」を事業承継し、メーカーとしてスリング販売も開始しました。

以来、2018年現在に至るまで、お母さんの心身をラクにしながら赤ちゃんとの愛を育む「スリング活用法」をお母さん達に届け続けています。

 

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